2025年第一回ガラス瓶浄水器制作ワークショップを開催しました!

2025年4月27日(日)、
埼玉県ときがわ町農家民宿楽屋で、
ガラス瓶浄水器の制作ワークショップを開催しました。
ガラス瓶浄水器とは、
1886年に非電化工房代表藤村靖之氏が発明した、
今話題のPFASや、塩素などの有害化学物質を除去できる浄水器です。







始めてのガラス瓶浄水器製作ワークショップ
ガラス瓶浄水器の制作ワークショップは始めての開催。
必要な道具も一から揃えて、準備しました。
ガラス瓶浄水器は、シンプルな構造ながら、いくつか重要なコツがあります。
中でも一番の山場は「ガラス瓶の穴あけ」でした。
少しでも欠けたりひびが入ってしまうと、うまくいきません。
本格的な道具がない中、
どうすればきれいに開けられるか――試行錯誤の連続でした。
ワークショップでは、
ガラス瓶の穴あけだけでなく、
ステンレスの蓋の穴あけ、
シリコンパッキンも自分で作ります。
一度自分で作ることができる、
という経験をすると、他のものをDIYするときにも役に立ちます。
購入するだけでなく、
自分で作るという時間が、ワークショップの醍醐味ですね。
みんなでワイワイ協力しながら制作を進めていくので、
初めましてにもかかわらず、
最後の方にはみんなの一体感が
会場に温かい雰囲気を作り出していました。
ガラス瓶浄水器が発明された頃のこと

実はガラス瓶浄水器が発明されたのは、今から20年ほど前。
当時すでに、PFAS(ピーファス)やマイクロプラスチック、残留塩素など、
水に関する化学物質の問題は懸念されていました。
しかし、実際に私自身もそうでしたが、
なかなか自分ごとにならないと、
本気で考えるのは難しいものです。
食品添加物や農薬などの多くの現代社会に起こっている問題と同じように、
なかなか大きな問題として取り上げられることはありませんでした。
私が「水の安全の問題」を
自分ごととして認識したのは2024年。(つい最近ですね‥)
PFASの血中濃度が基準値を大幅にオーバーしている地域があることが、
ニュースで報じられた時でした。

発がん性が指摘され、「永遠の化学物質」とも呼ばれるPFAS。
しかも、日本の水道水中の目標基準値が、
アメリカの基準値の5倍以上と知り、衝撃を受けました。
全国的な調査が始まり、一時は大きな話題になりましたが。。
やはり時間が経つと、徐々に忘れられてしまうのが現実ですね。
永遠の化学物質と呼ばれる、PFASについて。
水の安全の問題の怖いところは、危険が無色透明で見えないこと。
そして、「みんなが安全と言っているから大丈夫」と思ってしまうのも落とし穴です。
分解されないから、永遠に残る化学物質「PFAS(ピーファス)」は、何が怖い?
(厳密には、WHOなど世界基準に目を向ければ、
日本の基準がいかにゆるいか…よくわかります。)
ガラス瓶浄水器は、何がすごいのか。

少し話が逸れましたが、
非電化工房が発明したガラス瓶浄水器は、
こうした水道水の問題に対して、
しっかりと「自分の手で対策できる」力を持つものです。
具体的には、ガラスん瓶浄水器の説明として、
以下のような構造のポイント・使い方の解説があります。
透明なガラス瓶に 活性炭を たっぷり詰めました
ホースも 透明にしました ――
すこし不細工ですが 中で不衛生なことが起これば 外から見えるようにするためです
使わない時は いちいち 蛇口から外してください ――
すこし面倒ですが 不衛生な溜まり水を さけるためです
蓋を開けて 時どき 熱湯を 注いでください ――
面倒ですが 安全を まもるためです
水道水中の 塩素やトリハロメタン、PFAS(有機フッ素化合物)などの化学物質を取り除いて 安全で 美味しい水にします
カルシウムなどのミネラルは除去しません
カートリッジ交換は不要です
プラスチックを使っていないので マイクロプラスチックが出てくる心配はありません
たっぷり1.8リットルの ヤシガラ活性炭で 吸着するだけの シンプルな機構です
シンプルな構造ですから 工作が得意な方は 自分で作ってみてください
自作でも 一流品と遜色ない性能を 実現できます
工作が 苦手な方は 購入もできます
少量生産でも割高にならないよう 市販のガラス瓶を利用しています
―― 耐熱ガラスではないので 割れることもあります 割れたら自分で直します(保証はありません)
ガラス瓶浄水器/非電化工房 ホームページより
ガラス瓶浄水器の制作ワークショップをはじめた理由。

呼吸に伴って肺から吸収される酸素の量は、1日約360リットル、重さにすると500グラム程度です。
一方 飲まれた水は ほぼ100% 腸から吸収され 血液と一緒に 身体中を巡ります。
だから 水は 空気以上に きれいでなくては 困ります。
しかし、日本の水源は汚れ続け 殺菌のために混ぜられる塩素濃度は高くなる一方です。(非電化工房HPより)
私たちの暮らしに、「安心安全な水」は欠かせません。
もし、そんな水を作ることができるガラス瓶浄水器を
自分の手で作ることができたら──。
より水についての理解が深まります。
そうなればきっと、自分の暮らしだけでなく、
家族や周りの大切な人たちの暮らしにも、水の安全が広がっていくはずです。
そんな思いから、
ガラス瓶浄水器の制作ワークショップを開催しています。
ご興味のある方は、ぜひワークショップ詳細をご覧ください。
一緒に暮らしの安心・安全な水を作っていきましょう。
この記事を読んで興味を持ってくださった方へ、
2025年6月のワークショップも参加者を現在募集中です! ↓↓↓
